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FX初心者が押さえておきたい知識

“含み益”と“含み損”を確認しながら取引しよう!

“含み益”と“含み損”を確認しながら取引しよう!

FX取引における、エントリーから決済までの間は、“確認”の連続です。 チャートでレートを確認して、ファンダメンタルズを確認して、市場の参加人数を確認する。 それ以外にも、確認を怠ってしまうといけない要素はたくさんあります。 FX初心者が取引でもっとも確認しないといけない要素の1つとして、“含み益・含み損”も外せないでしょう。 為替損益との違いも紹介しながら、含み益・含み損の重要性を解説していきます。

好転か悪化か。どう転ぶかまだ分からないのが含み益・含み損

FXの利益と損失は、大きく分けて2種類の状態に分けられます。

1つは、取引を終了させたときに確定する“為替損益”です。

これは、すでに自分が獲得する利益、そして負わないといけない損失が確定している状態です。

ポジションを終わらせて損益が確定している状態なので、トレーダーは自分の力でその額を変更することはできません。

スワップトレードで獲得できる“スワップ金利”も、状況としては同じです。

2つの通貨間で発生した金利差を、ポジションを決済することで確定できるので、金額はすでに決定しています。

それに対して、含み益・含み損とは、簡単に言えば“まだ確定していない利益と損失”のことを言います。

これがFXにおける、もう1つの利益の状態です。

立ち回りによって結果が変わる

まだポジションを持っている状態で、利益が出ている状のことを含み益、損失が出ている状態のことを含み損と言います。

暫定の利益、暫定の損失と言ったイメージでしょうか。

このままポジションを持ち続けることによって、含み益と含み損は金額が変動します。

含み益が出ている状態でポジションを持ちつづけて、FX相場が上昇していけば、さらなる利益の獲得ができます。

逆に、相場が下降していけば、獲得できる利益は少なくなっていきます。

この暫定の利益・損失が出ているときに、トレーダーがどう立ち回るかによって、今後の結果を大きく左右することになります。

含み益と含み損が出ているポジションでは、どう立ち回るのが正解?

では、含み益と含み損が出ている状態で、トレーダーはどう立ち回るのが正解なのでしょうか?

まず含み益ですが、利益を効率良く獲得するポイントは、なるべく“長い間保有しない”ということです。

確かに、含み益が出ている状態になれば、トレーダーの心理として、もっと利益を増やしたいと思うのは当然でしょう。

しかし、本来獲得できるはずだった利益を逃すということになれば、非常に後悔とダメージが残る結果になるでしょう。

さらに、含み益を逃してしまった後の取引に、あまり良い影響を与えないことも予想できるでしょう。

“マイナスにはなってないから、しょうがない”と割り切ってしまうと、早期の利食いの重要性が理解できないまま、次の取引に移ることになります。

これでは、利益を獲得しても、その利益をすべて次のFX取引につぎ込んでしまい、いつまでも安定して利益を上げることができません。

これは、最終的に大きな損失を負うことにならないと、なかなか自分では気づくことができない問題です。

長い時間の保有を避けることが大切

含み損の場合も同じです。

ポジションを保有して、FX相場が好転するのを待ちたい気持ちは分かりますが、マイナスがかえって膨らんでしまっては、時間の無駄としか言いようがありません。

そして含み損を抱えているポジションでは、“マイナスがマイナスになる”という点に関して、含み益とは大きな違いがあります。

1度含み損が出てしまったポジションにおいて、保有し続けたあとにFX市場が好転するというケースは、確率としてはかなり低いです。

ですので、含み損のポジションもまた、長い期間の保有をなるべく避けるという行動が、大事になってくるのです。

含み益と含み損、どちらも早く察知して対処するのがポイント!

含み益と含み損、どちらも上手くポジションを終わらせるには、やはり日頃からしっかりチェックしておくということに尽きると思います。

ポジションで含み益が出ている状況を把握しても、それが実はトレンドのかなり終盤だった場合、すぐに相場が下降していきます。

含み益をすぐ利食いするのか、少し様子を見るのか、迷っている時間もないので、これは効率的な立ち回りとは言えません。

含み損の場合は、もっと早く察知する必要があると言えるでしょう。

損切りが早ければ早いほど、含み損は最小限に抑えることができます。

損失を出さないことは不可能に近い

もし、かなり含み損が膨らんだ状態で気付いたとして、そのままポジションを保有しても、完全な±0の状態まで戻る確率は、絶望的に低いと言えます。

少しぐらいは損失が軽減できる可能性はありますが、証拠金との兼ね合いもあるため、膨大な損失を泣く泣く確定しないといけなくなるかもしれません。

FXは、損失を出さずに行うことは限りなく不可能に近いです。

そんなシステムの中で、どれだけ損失を食い止めることができるかというのは、トレーダーがどれだけの技術を持っているかという基準にもなります。

細かい利益・損失は、どちらも“大きな損失への入り口”と考えるべきでしょう。