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違いを知っておこう!

国内FX会社と海外FX会社の違いは?

国内FX会社と海外FX会社の違いは?

FX会社選択に悩んでいるあなた。 国内のFX会社のランキングだけ見て、選択しようとはしていませんか? FXは、世界中で行われている金融取引です。 もちろん海外にも、多くのFX会社は存在しています。 海外FX会社に触れたことがないという人のために、海外FX会社と国内FX会社の違いを紹介します。 もしかしたら、“自分に合っているのは、海外FX会社かも?”という考えになるかもしれません。

国内FX会社の“DD方式”と海外FX会社の“NDD方式”

ます1番異なる点は、“注文方法の違い”が挙げられます。

国内FX会社は、FX会社とトレーダーの間に為替ディーラーを介して行う、“DD方式(OTC方式)”が一般的です。

つまりトレーダーの損失が、FX会社の収益に繋がるというシステムです。

それに対して海外FX会社は、ディーラーを介さない“NDD方式”を採用しています。

トレーダーとFX会社が、より透明性のある取引をすることになるので、FX会社はトレーダーの取引手数料、スプレッドを主な収益としています。

この2つの異なるシステムがあるおかげで、国内と海外のFX会社にはさまざまな特徴が生じます。

日本の国内FX会社はスプレッドが狭い

日本の国内FX会社は、トレーダーの損失が主な収益になるわけですから、少しでもスプレッドを狭くして、取引をしてもらおうと努力します。

スプレッドが狭くても、ある程度の利益を確保できるのです。

海外FX会社は、取引手数料やスプレッドで収益を上げるので、スプレッドは広めに設定されている場合が多いです。

また約定力に関しては、海外FX会社が圧倒的な強みを持っていると言えるでしょう。

ディーラーを介さない取引のため、タイムラグが少なく、スリッページが起こりにくいというのも、海外FX会社の特徴です。

ロスカット、レバレッジのルールも全く異なる!

FX取引を行う上で、非常に重要なシステムである“ロスカット”にも、両者には大きな違いがあります。

国内FX会社は、証拠金維持率が100%を切れば強制ロスカットが執行されたりと、ロスカットレベルが高めに設定されています。

トレーダーは、証拠金を気にしながら、慎重にトレードする技術が求められます。

海外FX会社はロスカットに対して寛容な部分があり、平均で証拠金維持率の40%程度がロスカットレベルになります。

中には証拠金維持率0%がロスカットレベルという海外FX会社もありますので、トレーダーはギリギリまで、思い切ったFX取引が可能というわけです。

海外にはゼロカットシステムがある

そして海外FX会社独自のシステムと言えば、追証の必要がない“ゼロカットシステム”でしょう。

ロスカットが執行されない場合でも、海外FX会社は追証が発生しないのです。

つまり、国内FX会社ではトレーダーが行う口座残高のマイナス分も、海外FX会社は会社側が負担してくれるのです。

マイナス分をカットして、次回のポジションはまたゼロから始められるので、ゼロカットシステムという名がついています。

また海外FX会社は、非常に高いレバレッジを使った取引ができるのも魅力です。

国内FX会社は、レバレッジの上限が25倍までと定められており、安全性を重視した設定になっています。

海外FX会社は、大体レバレッジの上限が400倍というのが通常です。

1万円の自己資金で、400万円の取引まで可能というわけですね。

資金効率は、海外FX会社が圧倒的と言えるでしょう。

もっとも、もともと潤沢な自己資金を持っているトレーダーにとっては、それほど魅力を感じない特徴かもしれません。

利益を狙うなら海外FX会社、とにかく身を固めるなら国内FX会社

FX会社は、自社のプロモーションにも手を抜いていません。

ある海外FX会社では、入金額の100%をボーナスとして還元したり、口座開設を行うだけで3,000円ボーナスがもらえます。

もちろんその金額は、証拠金としてそのまま取引に使うことができ、ほぼ無条件でキャッシュバックが受けられると言ってもいいでしょう。

国内FX会社は、口座開設や入金に対するキャッシュバックは、多いところでも5,000円程度でしょう。

もっとキャッシュバックを受けるには、指定金額までの取引が必要であるケースが多いです。

国内FX会社にも、海外FX会社にはない強みはあります。

国内は信託保全が義務付けられている

それは、“信託保全が義務付けられている”という点です。

国内でFX会社を運営するには、必ず信託保全を付帯させないといけません。

海外FX会社は、信託保全が義務付けられておらず、付帯に関しては任意となっています。

大手では海外FX会社でも、信託保全が付いているところがほとんどではありますが、信託保全がなくても運営できるというデメリットがあるのです。

ただ、海外FX会社でも顧客資金の“分別管理”は義務付けられているので、FX会社に資金を悪用されるといった心配はほぼ皆無でしょう。

簡単に言えば、“資金を増やして多くの利益を狙いたい”という人は海外FX会社、“安全性重視で、とにかく損失を減らしたい”という人は、国内FX会社がオススメです。

食わず嫌いは良くないので、どちらにも1度触れてみることが大事ですね。