FXは、独学で始めることが多く、どれだけ知識を蓄えられるかが鍵と言えるでしょう。 しかし基本的にはずっと1人で行う取引なので、どうしようもなくなったり、精神的に追い詰められたりするトレーダーも多いのが事実です。 そうなったとき、FXの学校があれば、とても便利ですよね。 自分の勉強の仕方が間違っていることに気付いたり、自分にはない角度でFXを見ることもできるかもしれません。 FXの学校に関しての情報を紹介していきます。
リスクや資金繰りに関しては、学校でじっくり学ぶべき!
FX取引には、株など他の金融商品と同じように、専門の学校が存在します。
FXの学校は非常に数も多く、資金も数万円~数十万円と千差万別です。
しかし、学習する内容に関しては、ほとんど違いがありません。
FX初心者向けの学校であれば、FXの基礎知識からしっかり教えてくれます。
そしてチャートの基本的な見方や、テクニカル指標など徐々に学習のレベルが上がっていきます。
そしてFXの学校でぜひ聞いておくべきなのは、“ファンダメンタルズ”、“資金管理術”、“リスク管理術”といった知識です。
独学でFXをしていると、必ずこの3つに関しては、大きくつまずくことが予想されます。
中には資金管理がどうしてもうまくいかないという理由だけで、FXの学校に通おうと考えるトレーダーもいるぐらいです。
資金管理が上手くできないと、その他に学んだことは、何一つ生かすことができないと言ってもいいでしょう。
現代では、資金管理やリスク管理術について、ネット上でも多くの情報が手に入りますよね。
しかし実際にFXの講師から、体験談などを交えながら聞くと、スッと頭にインプットされやすいというメリットがあります。
もちろん最終的には自分を律することが大切なのですが、文章ではなかなか頭に入ってこないという人もいるので、そのあたりは積極的に質問するようにしましょう。
FXの学校に通うには、“絶対勝てるようになる”という意思が必要
FXの学校は、先ほどのリスク管理、資金管理のように、行けば効率的に学べる知識ももちろんあります。
しかし、自分のFX取引で困っている人の中には、このように考えている人もいるのではないでしょうか。
“FXの学校に通えば、必ず勝てるようになる”。
もちろん、自分が聞きたかったこと、得たかった知識を得ることができれば、以前よりFX取引はしやすくなるかもしれません。
とはいえそれは、すべてのトレーダーに言えることではありません。
簡単に“FXの学校に通えば勝てる”と考えるのは安直です。
実際にFXの学校の注意書きには、“必ず利益を上げることができると保証するものではありません”などと書かれています。
あくまでFXの学校側は、自分だけの力ではどうしようもないトレーダーのFX取引に対して、アドバイスや勝率の高い方法を教えてくれるだけです。
それで通ったトレーダーが勝てなくても、学校側には何の責任もありません。
もし通うかどうか悩んでいる人がいるのであれば、そのような事実は十分に理解しましょう。
そして、FXの学校で学んだことを、すべて鵜呑みにするのはいけません。
FX取引は、実践で得ていく“自分の知識”というものが大事なのです。
明らかに売買ポイントに来ているのも関わらず、学校で教わったことを貫き通して損失を出すと、すごく損した気持ちが強くなります。
もちろんリスク管理などは、教えてもらった通りに行うことも大事です。
しかしFX取引は、結局のところ自分で学ぼうが、学校で学ぼうが、失敗は必ずするのです。
自分の判断による失敗の方が、まだ比較的ダメージは小さいと言えるのではないでしょうか。
“独学で学んだ方がよかった”は絶対NG!
FXの学校に通おうか悩んでいる方は、とりあえず“無料セミナー”から体験することをオススメします。
FXの無料セミナーは、全国各地で行われています。
特に、自分が使っている口座のFX会社でセミナーが実施されていれば、それを利用しない手はないでしょう。
FX会社の実施しているセミナーは、無料ながら質の高いものが実施されている可能性が高いからです。
もし会場に足を運ぶのが面倒だったり、自分が住んでいる地域でセミナーが開催されていない場合、“ウェブセミナー”が効果的でしょう。
中には通信環境を整えないといけないものもありますが、動画配信によるセミナーなどは、リアルタイムでなくても受けることができます。
質疑応答ができないのは少し不便ですが、いろんなニーズに対応できるように、セミナーは用意されています。
FXの学校、セミナーどちらにも言えることは、結局自分が“学んだ技術を生かせるか”というのが大事な点です。
特にお金がかかるFXの学校では、意識して少しでも知識を吸収するように心がけてください。
これなら結局、自分で参考書を買って勉強しておいた方がよかった、という状況だけは絶対に避けなくてはいけません。